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スマホ、PCを愛用している皆さんへ

ぜひ観てほしいドキュメンタリー映画があります。


観てほしい理由は、この映画にはスマホやPCに不可欠な原料(レアメタル)が、どこからどんなふうに調達されているのか、その衝撃的な事実の一端と、それに立ち向かう人々の姿が描かれていて胸がふるえ、機器の使用者がそれを知ることが変化への第一歩になると強く思ったからです。


輸入大国・日本で暮らす私たちは、燃料や衣食住にまつわる生活のための品々…を通してもれなく世界とつながっていて、無自覚のうちに悪氣なく「搾取」「暴力」「人権侵害」「戦争」「あらゆる命やコミュニティの破壊」…に関与(加担)している、ということを、


私はこれまで自分自身の6年間の世界旅や、各現場を知る人々の講演、書籍、ドキュメンタリー映画…などで学んできました。


「関与(加担)している」ということは、裏を返せば、使い手・買い手が事実を知って意識を変えたり、これらについて話すようになり、売り手に対して問合せやリクエストを始めれば、「戦争や暴力をなくしていくことが可能だ」ということ。


「この映画を観て現実を知ること」はそれ自体が、この映画の主人公である医師や女性たち、彼らをサポートする人々、映画の制作者たち、配給した会社、上映した映画館…の仕事と存在をサポートし、力づけることに直結します。


と同時に、事実を知って「衝撃を受けること」「無力感に打ちのめされること」「葛藤すること」が、“希望をもたらすエネルギー”に変容する事実も、コネプラやNVCの学びを通して数えきれないほど体験してきました。


「この映画について語り合う会を開こう」と決意しながら映画館を出てエレベーターに乗ったら、同じエレベーターに乗り合せていた女性に「重い映画でしたね…」と話しかけられ、しばし立ち話。


一人では抱えきれなかった想いや情報を互いにシェアし、心強さや新たなつながりへの希望で胸がいっぱいになりました。


3月末に、この映画について語り合う会を開こうと思います。日時が決まったらまたお知らせしますので、それまでにぜひご覧くださいね。


「知って、感じて、表現すること」には現実を動かすチカラがあり、「絶望」の嘆きは「希望」につながっている。


絶望の後に生まれる「希望」には、絶望前よりずっとパワフルな光が宿る。


私はそう確信しています。

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