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♪ポエミュージック、はじめます!

書初めのお導きで今年のテーマが「遊ぶ」になったので、これまでやりたかったのにやらずにきた「遊び」を、思い切ってやってみることにしました。 それは、「ポエミュージック」と名付けた歌遊び。読んで字のごとく「ポエム×ミュージック」、メロディとともに湧いてくる詩をアカペラで歌った、“ポエトリーリーディング”ならぬ“ポエトリーシンギング”です。


私には「イミシンな歌詞とメロディーが同時に湧いてくる(降り注いでくる)」という現象が15年くらい前から起こっていて、どうやらこれはちょっと稀有な特殊能力のようなので(笑)、遊びがてらそれをちょこちょこシェアしてみようと思うんです。


第一弾は、昨年末にやってきた『千手観音』というポエミュージック。


私は楽器ができないので、恥ずかしながらアカペラです!笑(そのうち、おもしろがって伴奏を付けてくれる方や、DTMを教えてくれる方が現れるといいな~!と夢見ています(˘︶˘).。.:*♡)覚えて歌っていただけたら、めっちゃうれしいです!(≧▽≦)


起き抜けとか、洗濯物を干してる時とか、料理してる時とか、お風呂に入ってる時とか、自転車をこいでる時とか…いろんな時に歌詞とメロディーが同時に湧き上がってきて歌ができちゃう、という現象(特技?)が私に始まったのは15年くらい前のこと。札幌に住んでいた頃のことでした。


歌詞とメロディーが一体化した歌が四六時中ジャンジャンあふれてきて止まらないので初めはビックリ&困惑し、当時よく会っていた友人に


「せっかくオモシロい歌がいっぱいあふれてくるのに、私、楽器できないし譜面も書けないから、歌詞をノートに書き留めるしかできなくてもったいないんだよね…」


と話したら、


「じゃあボイスレコーダー買って吹き込みなよ!」


と言われ、その日即行ヨドバシカメラに買いに行き、それ以来、やってくる歌を録音するようになりました。


そんなある日、突如訪れたアンビリバボーなミラクルによってあれよあれよという間に、大ファンだったピアニストのHajime(福田ハジメ)さん&凄腕ドラマー兼パーカッションプレイヤーの木村優斗さんと共に、私がボイスレコーダーに録りためていた歌の中から10曲をCD化することに。

2016年の春、あれよあれよという間に、人生初の音楽CD『Free Energy!』が誕生したのでした。


その後も、憧れのオクイミガクギャラリーでCD完成お披露目ライブが実現したり、


函館の国際民俗芸術祭に、パーカッション&ヴォーカルのみのユニットで、まさかの初出場が叶ったり(これは函館でRomioriを営むロミちゃんの“推し”のおかげでした。あらためて感謝!)と、ミラクルの連続。

函館ライブツアー後はしばらく竜宮城から地上に戻った浦島太郎のような燃え尽き状態になり、そうこうしているうちに母の介護と父の家事サポートのため札幌から埼玉の実家に移住することになったりして、慣れない生活様式に自分をアジャストしていくのに必死な日々に突入。


氣づけば自分がCDを創ったりライブをやったりしていたなんて幻だったんじゃなかろうかと思うほど、音楽とはかけ離れた日常になっていました。


でも、そんな日々の中でも時折、心身がリラックスしていたり、開放的な氣分になっていたりしていると、歌は自然と湧き上がってきました。懐かしい幼なじみのように。どんな時も共にいてくれる親友のように。


一昨年の秋、母が亡くなり、父との二人暮らしにも慣れてきて、歌が湧いてくる割合がふたたび増しているように感じている今日この頃、ふと、


「私が歌好きなのは、母が歌うことが大好きだったからだよな~。小さい頃、母にいろんな童謡を教えてもらって、よく一緒に歌ったよなぁ~」


と思い出し、


「私にCDづくりのミラクルを与えてくれたのも亡き妹だしなぁ…」


と思ったら、


「もしかしたら私の歌は、体のない人たちからの言葉なのかも…」


なんて思えてきて、シュワシュワじんわり…どんな時も独りじゃない温かさを感じました。


…というわけで、声なき声をダウンロードする巫女氣分で(笑)、この歌遊びを続けて行こうと思います。


一緒にオモシロがって口ずさんでいただけたら、サイコーーーに嬉しいです!!!


目指せ、「みんなのうた」!(≧▽≦)



★POEMUSIC➊~『千手観音』


千手観音はア・ナ・タ 私見ちゃったのーお!

千手観音はア・ナ・タ 私見ちゃったのー!


あの手も この手も 持っている

その手も どの手も 使ってる

奥の手だって隠し持ってる


愛の手 痛手 得手 不得手 

お手上げのことだって 手を尽くしてる


千手観音はア・ナ・タ 私見ちゃったのーお!

千手観音はア・ナ・タ 私見ちゃったの

今も 見ているの 担い手の アナタを💕



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