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オレンジ色の元氣玉

海と山と丘が美しく調和した桃源郷のような風景が広がる、熊本県水俣市袋地区。

そこで大切に育てられた“無肥料無農薬”の甘夏みかんが、埼玉のわが家に到着した。


「からたち」の皆さんが販売するこの甘夏に、その他の地域で育った甘夏とは違う特別な“味力”を私が感じるのは、この地域の気候風土が柑橘栽培に最適だから、だけではない。


水俣病の壮絶な苦しみを経て、「人の口に入るものに毒を使ってはならん」という覚悟で自然に則した農業を貫き続けてきた人々の、いのちに対する並々ならぬ真摯さと愛が、美味しさの中に凝縮されていると感じるからだ。


「からたち」さんとのお付き合いは、その前身の「はんのうれん(反農薬連合)」の頃から数えると、今年で18年目。


毎年欠かさず注文しているが、今年わが家に送られてきたのは、10年以上前はじめて水俣に伺ったとき不知火(しらぬい)海を漁船で案内してくださった、懐かしい杉本肇さんの畑の“完熟甘夏”だった。


「太陽のカケラを口に入れたら、きっとこんな味だろうな」と思うような、濃厚で、甘酸っぱく、地球と宇宙のエネルギーを凝縮したような元氣玉。


一般的に売られている甘夏は木で熟す前に収穫されるため、木で完熟する甘夏はほとんど出回っていないと思う。


今注文すれば木で熟した“完熟甘夏”を送ってもらえるそうなので、なるべく早めに、下記のHPからぜひご注文を。


太陽と、潮風と、緑の山々と母なる海の、そして、そこで生き抜いてきた人々の真摯な愛とでっかい心のエネルギーが一つになった、みずみずしいオレンジ色のチカラが、一人でも多くの人の体内に入り、元氣にめぐるよう願っています。(˘︶˘).。.:*♡

★「からたち」HP https://karatachi.shop-pro.jp/

★写真は、自家製マーマレード用に切った甘夏とパール柑の皮を水に付けている様子(まだ生)と、生産者の皆さんの紹介レターです。






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