「コネクション・プラクティス」の効果
(一部、コネクション・プラクティスの説明について加筆しました)
お久しぶりです。
PCの調子が悪くてなかなか更新・告知できず、申し訳ありません。(今、改善策をいろいろ試しているところです)
今夜18:30~、潜在力を引き出し生かし合う人間関係づくりのための、コミュニケーション手法と脳と心臓の使い方講座「コネクション・プラクティス」の入門講座を、札幌の「みんたる」で開催します。
★リタ・マリーさんの著書「完全につながる」の日本語版の帯の写真。
「コネクション・プラクティス(つながる実践・練習)」は、軍隊を持つのをやめた国・コスタリカで暮らしていたアメリカ人女性、リタ・マリー・ションソンによって生み出された、心理学と心臓神経学に基づき、“共感”と“洞察”を組み合わせたコミュニケーション技法。
効果と内容の概略を一言で伝えるなら、「潜在力を引き出し、互いを生かし合うための、考え方・伝え方・脳と心臓の使い方」と言うことができ、
“共感”については、NVC(Non Violent Communication=非暴力コミュニケーション)で行われている手法の一部を、“洞察”については「ハートマス研究所」で行われている手法を取り入れ、それらを融合・応用して作った独自の技法とツールをもとに、日常で起きた実際のできごとを使って行います。
「コネクション・プラクティス」の手法を学ぶ基礎講座は、<パート1,2,3>の三段階に分かれていて、だんだんにステップアップしてゆくしくみ。全体の概略を紹介する2時間の入門講座を含め、すべての講座は、座学と体験学習を組み合わせたかたちで構成されています。
「コネクション・プラクティス」を実践・継続してゆくと、その相乗効果によって、意識と無意識、マインド(想い・考え)とスピリット(精神)…の双方に光が当たり、
「つながり」「安らぎ」「希望」「信頼」「効率」「ゆとり」「尊重」…など、誰の人生にとっても必要な活力や気づき、思いもよらなかったアイデアや問題の解決法…などが、自分自身の内側からスムーズに導き出されるようになります。
◆もう一つの特長は、小学生から誰でもカンタンに学べる手法であること。
軍隊のない国に憧れ、アメリカから中米・コスタリカに移り住んだリタ・マリーさんがこの技法を編み出した13年間前、彼女がまず取り組んだのは、この技法を多くの子ども達に効率よく伝えるため、小学校の教師たちに伝え、授業に組み込んでもらうことでした。
その後、当時のコスタリカ大統領から支援を受けられるようになったこともあり、コスタリカでは約10万人の子ども達がこの技法を学び、学校での暴力や教師と生徒や教師間のいさかいが減り、校内に、安心・意思疎通・活力…が生まれ、生徒たちの成績が向上した、というデータも発表されています。
(子ども向けには、大人向けの講座とは別に、小学3年生~6年生を対象とした「教育課程プログラム」も用意されていて、専用のツールもあります)
◆「コネクション・プラクティス」は日本に伝わってまだ日が浅く、国内で広まり始めたのは、2015年。
その後、唯一の日本在住講師だった川口久美子さんと、川口さんの1年前に認定講師になっていたハワイ在住のご夫妻・きくちゆみさんと森田玄さんの尽力によって、2016年4月、開発者のリタ・マリー氏本人が来日し、この技法を伝える“ラスール”と呼ばれる講師の、日本初の認定試験が実現。
晴れて、私を含む計14名の“ラスール(コネクション・プラクティス認定講師)”が、九州から北海道まで、日本各地に誕生しました。
★ 私の直接の先生、きくちゆみさんと、リタ・マリー・ジョンソンさん。ゆみさんが手にしている、コネプラについて書かれたリタの著書「完全につながる」は、アメリカのアマゾンで売り上げ第三位となり、ノーチラス文学賞というアメリカの権威ある賞の心理学部門で賞をもらったとのこと。
私はこの技法を学ぶうちに、「これは日本人がもともと多分に持ち合わせていたであろう調和のチカラと個性のチカラ を呼び覚まし、それらをよりパワフルに活かす方法かもしれない!」と思うようになりました。
リタ・マリーさんも涙目で、「日本人のあなたたちはこの手法に対する理解度が、正直、アメリカ人よりずっと速くて驚き、感動しています」と話していたので、日本人にはことさら体得しやすい手法なのかもしれません。
バブル末期に東京の大きな広告代理店で寝る間もないほど働き通しだったコピーライター時代、8年間の片思いを経て失恋を機に退社し、幼い頃からの夢を実現すべくバックパックを背にフリーライターとして踏み出した、6年間6大陸60カ国の一人旅、帰国後の電気代200円台に至るまでの“笑エネ”生活…と、今まで大きな振れ幅で多種多様な経験を重ねてきた私ですが(笑)、
この技法は、これまで通ってきたどの場面においても、どんな国のどんな相手に対しても、役立つものだなぁ…と思います。
今は自己実現や人間関係をスムーズにするための様々な技法が学べるので、それらを学んでいらっしゃる方々も多いと思いますが、実験と実践をベースとした新しいこの技法に込められたアイデアの数々にも、ぜひ一度ふれていただけたら、人類の新たな可能性の開拓に一粒の貢献ができる気がして、とても嬉しいです。
下記は、「コネクション・プラクティス」の2つの柱のうちの一つである、「ハートマス研究所」が配信した、“脳と心臓の連携(=コヒーランス)がもたらす効果”を描いた、はかりしれない人体の神秘の一端がわかる動画です。
今夜の入門講座でも、ハートマス研究所が開発した機材で脳と心臓の連携具合を測定しながら、この「コヒーランス」の実習を行います。
今後、あちこちでこの講座を開いていこうと思いますので、ご興味ある方は、このHPの連絡先からお気軽にお問合せください。入門編は、参加費お一人3000円(+会場費などがかかる場合もあります)で、4名以上集れば開催可 能です。
★ハートマス研究所資料映像(日本語訳つき)